2月23日 朝 ルイが虹の橋へと旅立ちました。
1年以上前から寝るときは必ず必ず 携帯を枕元に置くようにしている
ルイのことで電話があってもすぐ出られるようにと
朝6時過ぎに携帯が鳴った
この日は運悪くマナーモードになっていて気付くのが遅くなってしまったけど
早朝の電話で ルイに何かあったのだと とっさに思った
妹からの電話で 出たらなぜか切れてしまい かけ直すも繋がらず
その前に着信のあった母に急いでかけると
「ルイちゃんの心臓が止まっちゃったんだよ」
頭が混乱して訳が分からず状況を聞くと
水を飲みに行ったときに発作が起きて倒れてしまったと
過去にも何度か発作はあったけど乗り越えられたのに・・・
でもね 最初に思ったのは あまりに苦しまずに逝けたのならよかった。って
一昨年の年末に初めて発作を起こして その頃から頭の片隅ではいつかと覚悟していた
だけど その時を静かに迎えることができるのか ずっと心配してたから
TV電話で「ルイちゃん ルイちゃん」て何度も呼びかけたけど 起きてくれなかった
昼前に実家に着き ルイと対面
体にはいつものブランケットがかかっていて温かかったけど 頭は冷たかった
何も考えられず 何も話しかけられず ただただ撫でた
その日 私はいつものようにルイとリビングで寝た
何度も起きては時間を確認する
ルイとのお別れの時間が迫ってくるのが嫌で 気になって仕方ない
6時過ぎに目が覚めたとき 昨日のこの頃の時間だったんだなと考え
もう一度時計を見ると 6:33
一番最初に母から電話がかかってきた時間と同じだった
途端に涙が溢れ出できて でも堪えながら 気付かれないように静かに泣いた
10時前に家を出て お花を買い お別れの場所へ向かう
自分たちで お花やおやつを添えられるのかと思っていたけど させてもらえなかった
準備ができましたと呼ばれる
それは いよいよ本当に最後のお別れのとき
父が嗚咽を上げて泣いていた 妹も号泣
それを見た私は またしても泣くのを我慢してしまった
最後の最後なのに ルイに「ありがとう」も言えず
「今すぐには行けないけど待っててね」としか言えなかった
なんて私はサイテーなんだろう
このブログを書くまでずっと ルイがいなくなったことに向き合えないでいました
信じられない 信じたくない
頻繁に行ってたトイレも お水の場所も いつも寝ている定位置も見ないようにしてた
朝起きたとき 出先から帰ったとき どうしてもルイを思い出してしまう場面でも
私の頭はシャットダウンして考えないようにしてしまってたけど
今 思い返しながら やっと向き合うことができるようになった気がします
ルイが逝ってしまった日 ふとこの歌詞が頭に浮かんだ
「どんな言葉を使えば もっと心通じあえたかな」
「大切な事は全部 君ひとりで抱えていた
言いたい事何も言わず 放してしまった手のひら 思い出すよ今でも」
痛いも辛いも言えなくて 分かってあげられなくてごめんね
もっと助けてあげられなくてごめんね・・・
「一秒ごと出会った日が遠ざかってゆくけれど 変わらずに君は生きてる 胸の中で」
「ありがとうの想いを伝えたいよ そっと君のもとへ
遠く離れてしまっても 思い出に満ちた未来へ
瞳を閉じれば 君と過ごしたあの季節が思い浮かぶ
ふたりの記憶つないでいく今日も そっと小さな温もり集めて」
今は やっとこう思えるようになってきたからね

ルイちゃん ありがとうね。
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